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[**日本語版はこちら**](./README.md)
## 準備するもの
1. ドメイン
2. Ubuntuがインストールされたサーバー
3. Cloudflareアカウント(推奨)
```
wget https://raw.githubusercontent.com/joinmisskey/bash-install/main/ubuntu.sh -O ubuntu.sh; sudo bash ubuntu.sh
```
example.comは自分のドメインに置き換えてください。
### 4. アップデートする
アップデートのためのスクリプトもあります。
まずはダウンロードします。
```
wget https://raw.githubusercontent.com/joinmisskey/bash-install/main/update.ubuntu.sh -O update.sh
```
アップデートしたいときにスクリプトを実行してください。
```
sudo bash update.sh
```
- systemd環境では、`-r`オプションでシステムのアップデートと再起動を行うことができます。
- docker環境では、引数に更新後のリポジトリ名:タグ名を指定することができます。
## 動作を確認した環境
### Oracle Cloud Infrastructure
このスクリプトは、Oracle Cloud InfrastructureのAlways Freeサービスで提供されている2種類のシェイプのいずれにおいても動作します。
- VM.Standard.E2.1.Micro (AMD)
- VM.Standard.A1.Flex (ARM) [1OCPU RAM6GB or greater]
## Issues & PRs Welcome
上記の環境で動作しない場合、バグの可能性があります。インストールの際に指定された条件を記載の上、GitHubのIssue機能にてご報告いただければ幸いです。
上記以外の環境についてのサポートは難しいですが、状況を詳しくお教えいただければ解決できる可能性があります。
機能の提案についても歓迎いたします。
# Tips
仕様や選択肢の選び方など。
## Systemd or Docker?
v1から、インストールメソッドにsystemdとDockerとを選べるようにしました。
[docker-composeですべての機能を動かす方法については、mamemonongaさんが作成したこちらの記事がおすすめです。](https://gist.github.com/mamemomonga/5549bb69cad8e5618e5527593d4890e0)
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お勧めする順番は次の通りです。
1. Docker Hub
2. systemd
3. Dockerビルド
## .envファイルについて
インストールスクリプトは、2つの.envファイルを作成します。
アップデートの際に使用します。
### /root/.misskey.env
misskeyを実行するユーザーを覚えておくために必要です。
### /home/(misskeyユーザー)/.misskey.env
systemdの場合に生成されます。
主にディレクトリを覚えておくのに使用します。
### /home/(misskeyユーザー)/.misskey-docker.env
Dockerの場合に生成されます。
実行されているコンテナとイメージの番号を保存しています。
コンテナの番号はアップデートの際に更新されます。古いイメージは削除されます。
## 自分で管理する
インストール後、構成を変更する際に役立つはずのメモです。
"example.com"を自分のドメインに置き換えて読んでください。
### Misskeyディレクトリ
Misskeyのソースは`/home/ユーザー/ディレクトリ`としてcloneされます。
(ユーザー、ディレクトリの初期値はともにmisskeyです。)
Misskeyディレクトリへは、以下のように移動するとよいでしょう。
```
sudo su - ユーザー
cd ディレクトリ
```
もとのユーザーに戻るにはexitを実行します。
```
exit
```
### systemd
systemdのプロセス名はexample.comです。
たとえば再起動するには次のようにします。
```
sudo systemctl restart example.com
```
journalctlでログを確認できます。
```
journalctl -t example.com
```
設定ファイルは`/etc/systemd/system/example.com.service`として保存されています。
### Docker
DockerはMisskeyユーザーでrootless実行されています。
sudo suでMisskeyユーザーに入るときは、`XDG_RUNTIME_DIR`と`DOCKER_HOST`を変更する必要があります。
```
sudo su - ユーザー
export XDG_RUNTIME_DIR=/run/user/$UID
export DOCKER_HOST=unix://$XDG_RUNTIME_DIR/docker.sock
docker ps
```
### nginx
nginxの設定は`/etc/nginx/conf.d/example.com.conf`として保存されています。
### Redis
requirepassとbindを`/etc/redis/misskey.conf`で設定しています。
## Q. アップデート後に502でアクセスできない
アップデート後にアクセスできない、ということが稀にあります。
スクリプトのバグはともかくとして、一般的に一番多い理由は、yarn installに失敗している場合です。
Misskeyディレクトリで次の内容を実行し、もう一度アップデートを実行してみてください。
```
npm run cleanall
```
journalctlでログを確認すると、たいていre2が云々という記述が見当たります。
## Q. 同じサーバーにもう1つMisskeyを建てたい
スクリプトは同じサーバーに追加でMisskeyをインストールすることは想定していません。
幾つかの設定が上書きされるか、途中でエラーになってしまうでしょう。